再就職をするのに資格もない、お金もないという人にお勧めなのが職業訓練です。失業期間中には失業給付を受けながら、資格取得のための勉強ができるので、最近では利用者が増加しています。
ただ、職業訓練には様々なものがありますので再就職に役立つようなコースをしっかりと把握しておく必要があります。
再就職に役立つ職業訓練のコースについて
職業訓練を行うときのポイントの1つは再就職に役立つ資格を取得することです。そのためにはどの職種に就きたいのかを明確にしておく必要があります。
逆に受けたい職業訓練から、働く職種を選ぶという考え方でも構いません。大切なことは自分自身で考えて決めることです。
ちなみに職業訓練を受ける場合、まずはパンフレットを集めてみることをお勧めしておきます。最寄りのハローワークに行けば、どのような講座があるのかわかりますので、活用してみてください。
ただ1つ注意しておきたいのが、職業訓練には公共職業訓練と求職者支援訓練の2つがある点です。
公共職業訓練とは雇用保険の失業手当てを受給している人が対象で、それ以外の人は求職者支援訓練を利用する形です。
公共職業訓練では技術系の資格が取得できることが多く、求職者支援訓練では短期間で取得できる様々なコースがあります。
この職業訓練で役立つコースですが、女性にお勧めしたいのは簿記検定です。既に取得している人も多いかもしれませんが、簿記検定も2級を取得できれば事務職の中でも経理に就職できるので有利になります。
また、簿記検定を学習できるコースでは社会人常識マナー検定やワープロ検定など実務で役立つものを合わせて勉強できるのでお勧めです。
もう1つお勧めしたいのが介護関係のコースです。介護職員初任者研修や地域リクリエーション指導員資格などが取得できます。
介護の分野は現在人手不足であり、資格を取得することによって高確率で再就職に役立てることが可能です。現状、少子高齢化社会を解消する政策がなされていませんので、将来的にも安心できます。
最後に紹介しておきたいのはファイナンシャルプランナーの資格になります。ファイナンシャルプランニング技能士と証券外務員の資格取得を目指すのですが、需要が高いのでお勧めできます。
また、仮に就職ができなくとも独立開業できることもポイントです。
職業訓練は再就職にも役立てることができる制度です。上手に利用できればスキルアップにも効果的ですし、将来の展望を開くことができます。
特に介護職やファイナンシャルプランナー、簿記などのように実用性のある資格を取得しておくのがお勧めですので、ぜひ利用される際には参考にしてください。
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